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 8.弱い母音をあいまいに              音声変化の法則 1 子音の省略、弱音化

      だけを強くね!


  
medicine i を略して発音する!

    音声変化の法則5、これは、実戦的に非常に重要なルールです。
   
   英語は、アクセントのある母音だけを強く発音する。
   そのほかの母音は、あいまいに発音するか、省略する。

    ルールとしてはいとも簡単なものですが、なぜこれが重要かというと、
    このルールを無視すると次の症状を引き起こすからです。

    ・英語が通じない。
    ・知っている単語が聞き取れない。

    つまり、英語上達の阻害要因の1つになると考えられます。

    では、なぜそうなるのかというと、音を置き換えてしまうからです。
    文字の説明ではピンと来ないので、音で確認してみましょう。
    
 単語を聞き取り、メモ欄に書き込み、発音してください。
ex. 1

  メモ欄
ex. 2

ex. 3



                       

              
正解と解説 色文字の音が合っていたら○。正解です。スペルが
          合っていても、色文字の音が違っていたら×です。

          区切った音声で確認してください(スピーカーをクリック)。

ex. 1

impor-tant / important 
 「インポーント」と発音したら×。a は発音しない。
ex. 2

con-ven-(n)ient / convenient
 ンビニント」と発音したら×。o, e はあいまい母音。
ex. 3

al-mond / almond 
 「アーンド」と発音したら×。o はあいまい母音。



日本語の「おれ」と「あれ」は大違い。「あれ」と「これ」も大違い。
似ているから、と勝手に混同していたらろくなことにはなりません。

tnt を「タント」と違う音で聞いていると、リスニン
グが上達しにくいことはおわかりでしょう。
tnttnt と、そのまま
聞くようにすれば、英語はずっと聞き取りやすくなります。

 ※発音練習の目的の1つは、tnt のように子音だけを連続して
  言える・聞けるようにするためです。



LQ(1)  「あいまい母音」に注意して聞き取ってください。     (正解は下に↓)
Q1

   (      ) weather!
Q2

   I (      ) do that.
Q3

   We (      ) go.
Q4

   Just two (      ).
Q5

   Do you (      ) know?

  ポイント
    ・スペルではなく、音を聞く!
    ・あいまい母音は聞こえないくらいに弱く発音する。
 
正解と和訳 区切った音声で、「あいまい母音」の弱さと
          
あいまいさ
を確認しておきましょう。

   Terri/ble weather!   Terrible weather!   ひどい天気だ!

   I / can / do that.    I can do that.     私はやれます。

   We have / to / go.   We have to go.    行かなくては。

   Just /two / of /us  Just two of us.   私たち二人だけ。

   Do you / want to / know?    Do you want to know?
                          知りたい?    
             

        「省略発音のパターン」です。
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